ボーイスカウト隊は、6~10名の「班」が基本の単位になります。少年幹部(上級班長・班長・次長)による少年の自治が大切にされています。スカウトたちはスカウトの「ちかい」を立て本当の意味でスカウトになり、ユニフォームもボーイスカウトのシンボルであるハットをかぶるようになります。
運動の名前がついているように最も歴史が古く象徴的な部門です。テントでの長期野営やハイキングなどボーイスカウトならではの冒険的な活動が本格的に始まります。
小学校6学年の4月から中学校3学年の3月までの年代を対象
ボーイスカウト隊
TROOP
第37回夏期野営/秩父
本格的なボーイスカウト活動が始まる部門
「ボーイスカウト教育の基本にまっすぐ、忠実に!」
ただ冒険的な活動をするだけではスカウトに成長は望めません。スカウト教育法とは、「ちかい]と[おきて」の実践を基盤に、「班制教育」、「進歩制度」、「野外活動」の三つの方法で、「行うことによって学ぶ」を大切にする段階的な自己教育システムです。
私たち川口第19団ボーイスカウト隊は、スカウト教育法に自信と誇りを持ってこれを大切にしつつ、最高のスカウティングを追い求め、たえず学び続けている点が特徴だと思います。
野営の朝に必ず行われる班サイト点検 | ライジングサンハイク | 班長会議 |
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野営中の炊事風景 | 一級章取得スカウト |
「ウッドクラフト(森林生活法)のロマン」
と「ネイチャーロア(自然からの学び、知恵)」
「ウッドクラフト(森林生活法)」とは、アメリカインディアンなど辺境の民や探検家が森の中で生きていくために培った様々な技術のことです。例えばボーイスカウトの野営では、便利な道具をたくさん持ち込むことをせず、森の中に落ちている木の枝とロープワークを使ってテーブル・食器棚・キッチンなど野営生活を快適にする道具を作り(ボーイスカウトでは「野営工作」といいます)、スカウトたちの創意工夫を育みます。
「ネイチャーロア(自然からの学び、知恵)」とは、自然観察を通して単に自然の素晴らしさだけでなく、様々なものへの感謝の気持ちや信仰心を育むものです。
私たち川口第19団ボーイスカウト隊は、こうしたボーイスカウト教育が本来持つ素敵なカルチャーを大切にしているのが特徴です。また、私たちがただの戸外活動ではなく森での活動を大切にしているのも、森が持つ豊かな教育効果に期待しているためであり、これもまた私たちの大きな特徴です。
夏期野営で食器乾燥棚を製作中 | 夏期野営で食器乾燥棚を製作 | 冬期遠征でスノーシューズを履いての雪中ハイキング |
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野営の朝のスカウツオウン(道徳・信仰について) | パイオニアリング(開拓術)で製作した信号塔 | スカウトハイクに必須の地図とコンパス |
「スマートネス」
ボーイスカウトでは「スマートネス」という言葉を大切にしています。スカウトは内面も外面もいつもスカウトらしくスマートであれという願いです。スカウトは、制服をきれいに着こなす、質素を重んじて物を大切にする、動作を機敏にこなす、他人の意見を尊重し自分の意見も発言出来る、どんなにつらい時も快活である、礼儀作法をスマートに行う、などが活動を通して自然と身についていきます。私たち川口第19団ボーイスカウト隊ではこのスマートネスを大切にして指導しており、スカウトたちがむしろ普段の生活で発揮してくれることを願っています。
早朝の山頂での感動的な『ちかいの式』 | 当番班による野営地での夕方の国旗降納 | 春期遠征野営最終日の最優秀班表 |
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森の中でのアドベンチャーキャンプ開営式 | 集散訓練 |